院試準備のスケジュール
2019年11月28日 学校・勉強1.院試情報収集(3年10月頃~)
元々私は外部への院進を考えていたのですが、具体的に進学先を探し始めたのは3年10月頃からだったと思います。院試は情報が超重要なので早ければ早いほど良いと思います(多分自分はかなり遅かったと思います)。
まず私が最初に行ったのは院試関連の情報が集まるコミュニティを探すことです。
私が利用したのは「ESCAPE」というグループです。twitterで調べてもらえればすぐに見つかると思います。参加希望の旨を伝えればLINEグループに招待されると思います。
このグループですが、ぶっちゃけあまり活発に活動はしていません。ですが、外部から進学を目指している人にはコミュニティに入ることを是非おススメしたいです。
理由としては2つあります。
①院試の過去問の情報が無料で手に入る
院試は大学試験に比べて情報が出回っていなく、特に外部性からすると大学が公開している以上のものは中々自力では手に入れにくいです。しかも解答付きとなると尚更貴重なものになります。もちろん全部の過去問がある訳ではないですし、有志が作っている解答なので100%正しいとは言い切れませんが、絶対に一度は覗いてみて欲しいです。
➁同じ進学先を目指す仲間と出会える
外部からの進学となると、同じ目標の人とは中々出会えないと思います。そういう戦いの中で話をすることでモチベーションを維持したり、悩みを相談できる仲間がいれば、とても心強いです。不安なのは誰も同じなので、グループで「〇〇に進学を希望してる人いますか?」とか言えば誰かみつかると思います。
また、先述した通り、院試は情報戦です。研究室紹介やWEBサイトからではどうしても分からない情報や、院試関連の情報は同じ所を目指す仲間から貰う生の情報が一番強いです。
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2.TOEIC(3年11月~)
私が最初に行った試験対策はTOEICです。東工大の場合、英語の配点比率はそれほど大きくはないのですが(150/950)、スコアは高いに越したことはないです。(他の方の記事などを見る限り、550~600点くらいが平均らしいです。)
ガチで点を取りに行かなければいけないのは専門科目・数学なので、TOEICはさっさとスコアを出してその後の勉強に進めるようにしておくのをお勧めします。
TOEIC対策については別で書こうと思っていますが、私の場合ですと
650(完全初見)→830(1か月後)
までは反復練習だけで伸ばすことができました。
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3.過去問を見てみる(3年12月~)
専門科目と数学の勉強を始める前に、まずは東工大が公開している過去問を見てみました。私が受ける代から試験形式が変わるのは知っていましたが、基本的には院試は大きく過去問からのパターンを変えないというのが定石です。
過去の出題から分析してみた感じ、
電磁気:ガウスの法則・ビオサバールの法則・電気映像法・同軸ケーブル
回路:トランジスタ小信号回路・ラプラス変換・Fパラメータ
数学:フーリエ級数展開・2階線形微分方程式・留数定理
など、繰り返し何度も出題されている分野があることがすぐに分かると思います。その中で自分が分からない所から選んで、過去問を解けるようになるまで基礎から勉強を始めました。
この辺も別で記事にする予定です。
(正直、電磁気とか複素解析とかは学部で勉強した内容を完全に忘れててかなり焦りました)
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4.研究室訪問(4年5月)
自分は4年の5月というめちゃくちゃ遅い時期に研究室訪問しました。自分が完全にアホをやらかしたせいで大学の研究室説明会の日程を忘れていたので個別に教員にメールを送って訪問させて貰いました。
地方から来る人は、複数の研究室にも同時にアポを取っておいて同日に色々回れるように予定を組んでおくのをおススメします(自分は2つの研究室を訪問しました)
訪問して、簡研究室の設備や研究テーマ、院でのおおまかなスケジュールなどについて簡単な説明を受けました。ぶっちゃけ研究内容に関しては全然分かってなかったので、細かい内容とかを議論するのかと思ってビクビクしてたのですが特にそんなこともなく、内容に関してはあっさりという感じでした。(向こうとしても見学に来ているかどうかは合否で見ていない感じです)
で、研究室訪問で一番大事な忘れちゃいけないのが「過去問」です。大学で公開されているのは過去3年分だけなのですが、ありがたいことに先輩から過去10年分くらいの過去問を頂けました。訪問した際には何とかして院生の方とお話しする機会を伺って過去問について絶対に聞きましょう。すずかけ代は外部からの進学生が多いの喜んで渡してくださる先輩も多いと思います。USBメモリをお忘れなく。
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5.出願(4年6月)
出願は6月が期限です。研究室訪問に行った所も含めて研究室を第1~10志望まで書いて提出します。この志望順は後の試験本番で変更できるので、途中で変えたくなっても大丈夫です。
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6.試験本番(4年8月)
東工大工学院の院試本番は8月半ばにあります。(私の年は8/16でした)
8/16:試験本番→8/17:口頭試問→9月初め頃に合否通知
という流れでした。試験の日程は工学院で共通でしたが、口頭試問の日程は系によって違うみたいです。電気系は連続した日程だったので地方から来た身としては助かりました。
口頭試問についてですが、ほとんど(全く)合否に関係ないとみて良いです。私が聞かれた内容としては、
・第一志望の研究室を選んだ理由
・今やってる研究内容(外部の人はよく聞かれるらしいです)
だけでした。
正直、研究テーマがまだ決まっていない状態だったので「勉強中です」で通したらOKでした。
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以上が私のスケジュールです。
正直もっと早くやってれば、という感じはあります。
あと、研究室紹介は忘れちゃマジでダメです。
元々私は外部への院進を考えていたのですが、具体的に進学先を探し始めたのは3年10月頃からだったと思います。院試は情報が超重要なので早ければ早いほど良いと思います(多分自分はかなり遅かったと思います)。
まず私が最初に行ったのは院試関連の情報が集まるコミュニティを探すことです。
私が利用したのは「ESCAPE」というグループです。twitterで調べてもらえればすぐに見つかると思います。参加希望の旨を伝えればLINEグループに招待されると思います。
このグループですが、ぶっちゃけあまり活発に活動はしていません。ですが、外部から進学を目指している人にはコミュニティに入ることを是非おススメしたいです。
理由としては2つあります。
①院試の過去問の情報が無料で手に入る
院試は大学試験に比べて情報が出回っていなく、特に外部性からすると大学が公開している以上のものは中々自力では手に入れにくいです。しかも解答付きとなると尚更貴重なものになります。もちろん全部の過去問がある訳ではないですし、有志が作っている解答なので100%正しいとは言い切れませんが、絶対に一度は覗いてみて欲しいです。
➁同じ進学先を目指す仲間と出会える
外部からの進学となると、同じ目標の人とは中々出会えないと思います。そういう戦いの中で話をすることでモチベーションを維持したり、悩みを相談できる仲間がいれば、とても心強いです。不安なのは誰も同じなので、グループで「〇〇に進学を希望してる人いますか?」とか言えば誰かみつかると思います。
また、先述した通り、院試は情報戦です。研究室紹介やWEBサイトからではどうしても分からない情報や、院試関連の情報は同じ所を目指す仲間から貰う生の情報が一番強いです。
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2.TOEIC(3年11月~)
私が最初に行った試験対策はTOEICです。東工大の場合、英語の配点比率はそれほど大きくはないのですが(150/950)、スコアは高いに越したことはないです。(他の方の記事などを見る限り、550~600点くらいが平均らしいです。)
ガチで点を取りに行かなければいけないのは専門科目・数学なので、TOEICはさっさとスコアを出してその後の勉強に進めるようにしておくのをお勧めします。
TOEIC対策については別で書こうと思っていますが、私の場合ですと
650(完全初見)→830(1か月後)
までは反復練習だけで伸ばすことができました。
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3.過去問を見てみる(3年12月~)
専門科目と数学の勉強を始める前に、まずは東工大が公開している過去問を見てみました。私が受ける代から試験形式が変わるのは知っていましたが、基本的には院試は大きく過去問からのパターンを変えないというのが定石です。
過去の出題から分析してみた感じ、
電磁気:ガウスの法則・ビオサバールの法則・電気映像法・同軸ケーブル
回路:トランジスタ小信号回路・ラプラス変換・Fパラメータ
数学:フーリエ級数展開・2階線形微分方程式・留数定理
など、繰り返し何度も出題されている分野があることがすぐに分かると思います。その中で自分が分からない所から選んで、過去問を解けるようになるまで基礎から勉強を始めました。
この辺も別で記事にする予定です。
(正直、電磁気とか複素解析とかは学部で勉強した内容を完全に忘れててかなり焦りました)
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4.研究室訪問(4年5月)
自分は4年の5月というめちゃくちゃ遅い時期に研究室訪問しました。自分が完全にアホをやらかしたせいで大学の研究室説明会の日程を忘れていたので個別に教員にメールを送って訪問させて貰いました。
地方から来る人は、複数の研究室にも同時にアポを取っておいて同日に色々回れるように予定を組んでおくのをおススメします(自分は2つの研究室を訪問しました)
訪問して、簡研究室の設備や研究テーマ、院でのおおまかなスケジュールなどについて簡単な説明を受けました。ぶっちゃけ研究内容に関しては全然分かってなかったので、細かい内容とかを議論するのかと思ってビクビクしてたのですが特にそんなこともなく、内容に関してはあっさりという感じでした。(向こうとしても見学に来ているかどうかは合否で見ていない感じです)
で、研究室訪問で一番大事な忘れちゃいけないのが「過去問」です。大学で公開されているのは過去3年分だけなのですが、ありがたいことに先輩から過去10年分くらいの過去問を頂けました。訪問した際には何とかして院生の方とお話しする機会を伺って過去問について絶対に聞きましょう。すずかけ代は外部からの進学生が多いの喜んで渡してくださる先輩も多いと思います。USBメモリをお忘れなく。
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5.出願(4年6月)
出願は6月が期限です。研究室訪問に行った所も含めて研究室を第1~10志望まで書いて提出します。この志望順は後の試験本番で変更できるので、途中で変えたくなっても大丈夫です。
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6.試験本番(4年8月)
東工大工学院の院試本番は8月半ばにあります。(私の年は8/16でした)
8/16:試験本番→8/17:口頭試問→9月初め頃に合否通知
という流れでした。試験の日程は工学院で共通でしたが、口頭試問の日程は系によって違うみたいです。電気系は連続した日程だったので地方から来た身としては助かりました。
口頭試問についてですが、ほとんど(全く)合否に関係ないとみて良いです。私が聞かれた内容としては、
・第一志望の研究室を選んだ理由
・今やってる研究内容(外部の人はよく聞かれるらしいです)
だけでした。
正直、研究テーマがまだ決まっていない状態だったので「勉強中です」で通したらOKでした。
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以上が私のスケジュールです。
正直もっと早くやってれば、という感じはあります。
あと、研究室紹介は忘れちゃマジでダメです。
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